福井県の情報はここからどうぞ。(お祭りやお泊まり、食事処などが分かります)
 今庄の情報はここからどうぞ。
 今庄観光協会の公式ページ(河野観光協会、南越前町観光サイトなど)を紹介します。
 板取宿の情報はここからどうぞ。

2022年05月16日

深山飯盛寺

国道27号線を走っていると『飯盛寺』という看板が見えたので、軽い気持ちで行ってみた。

普通お寺は集落の中にあるものと思っていたが、行けども行けどもお寺は見えず、看板の矢印だけが続いていた。

そして、道は山に入っていく。

 どこまで行ったら・・・・と思っていると、駐車場らしき開けた場所があり、そこに車を止めて歩いていくことにした。

 DSCN4621 - コピー.JPG
 DSCN4623 - コピー.JPG
 ちょっと文字が消えかかっていて読み難かったが、なんやら由緒あるお寺らしいことは分かった。

 すると住職さんらしい人が出てきて『どこから来たん? お寺に行くんか?』と聞いてきたので『そうだ』と答えると車で案内してくれるという。

 お言葉に甘えて同乗して上っていくと・・・・・、茅葺屋根のお寺が現れた。

 DSCN4624 - コピー.JPG
 DSCN4630 - コピー.JPG
 この本堂は国指定重要文化財です。

 まさか茅葺屋根のお寺とは想像もしてなかった!!

 案内されるままに上がってみると・・・・、

 DSCN4626 - コピー.JPG
 薬師如来

 左右にも仏様が安置されています。
 DSCN4627 - コピー.JPG
 千手観音像

 廊下
 DSCN4629 - コピー.JPG

 嶺南、特に小浜には多くの古いお寺があります。

 しかも重要文化財級のお寺がいくつもあります。

 これは小浜という地域が古くから京都と交流があったせいかもしれませんね。

 探してみると、もっといろんな発見をするかもしれませんね。


posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 22:37| 福井 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月07日

宝慶寺(大野市)

深い杉木立に覆われた曹洞宗の名刹で、大本山永平寺に次いで日本曹洞第二道場としても知られています。
開山は中国宋時代の高僧・寂円禅師。
今も道元、寂円の心を脈々と受け継ぎ、雲水が修行に励んでいる。予約すれば座禅体験もできます。

 車を駐車場に置いて参道を上っていきます。
 houkyouji  (1).JPG

 参道の両脇には大きな杉の木が・・・・・、
 houkyouji  (2).JPG

 途中には六地蔵と・・・・??なんでしょ?
 houkyouji  (3).JPG

 山門をくぐって・・・・、
 houkyouji  (4).JPG
続きを読む
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 10:14| 福井 ☁| Comment(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

鹿蒜神社

 今庄宿を抜けて官道(北陸道)に沿って木の芽峠を目指して歩いていきます。

 minamiimajou  (2).JPG
 左の川は鹿蒜川

 今庄宿の外れにお地蔵さんがあります。

 minamiimajou  (1).JPG

 このあたりの集落には入り口と出口にお地蔵さんがあります。

 旅人の安全を願って建てられているのでしょうか。 
 
 鹿蒜集落の手前のお地蔵さん
 minamiimajou  (3).JPG

 鹿蒜集落の入り口
 minamiimajou  (4).JPG
 この右手に鹿蒜神社があります。

 戸数わずか30戸弱の集落に1300年以上前から続く歴史があります。

 建立は文武二年(698年)、文部天皇の時代に作られました。

 minamiimajou  (5).JPG
 minamiimajou  (6).JPG

 minamiimajou  (7).JPG
 minamiimajou  (8).JPG
 
 minamiimajou  (9).JPG
 子供の頃この境内でよく遊びました。

 神社の横には円覚寺があります。

 minamiimajou  (10).JPG

 このお寺には朝倉義景の子(愛王丸)の位牌があります。

 朝倉家が滅びる時ここまで逃れてきましたが、この集落で殺されました。
 
 その菩提を弔うために安置されているのでしょう。

 小さな集落ですが歴史は連綿と続いています。
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 18:05| 福井 ☔| Comment(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月11日

鹿蒜神社

 その昔、今日から越の国に向かう人々は今庄を必ず経由して行きました。

 その道は北陸道、または北國街道とよんばれていて、今の国道としての機能を持っていました。

 昔の交通手段は徒歩だったので、遠くに行こうとすると泊る場所が必要です。

 今庄は江戸時代までは宿場町として栄えました。

 今でもその面影を宿場内に見ることが出来ます。

 街道沿いには集落が点々と存在していましたが、鹿蒜神社が今も残る南今庄もその一つです。

 kahirujinnja  (5).JPG

 鹿蒜神社は奈良時代の頃には加比留神社と言われていたようです。

 境内に登って行くと・・・・、
 kahirujinnja  (3).JPG
 石垣で一段と高くなった所に拝殿があります。

 どこにでもあるような神社です。
 kahirujinnja  (2).JPG

 拝殿の後ろに本殿があります。
 kahirujinnja  (8).JPG

 境内は広場になっています。
 kahirujinnja  (6).JPG

 拝殿の横にはお社が3体ありましたが、雪で倒壊して今では1体になってしまいました。
 kahirujinnja  (7).JPG

 鹿蒜神社の由緒

 鹿蒜神社は文武天皇の文武(698年)3月15日創立の古社にして加比留神社とも称せられる。
 当地は奈良時代より鹿蒜郷宿駅が置かれ、中世鹿蒜郷加恵留保の所在地として名高く、鹿蒜郷の鎮守の神として厚く崇敬されたり。
 第60代醍醐天皇の勅令により延喜5年(905年)編集されし延喜式神名帳記載の式内社なり。

 
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 23:50| 福井 ☁| Comment(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

大安禅寺

 ある雨の日、大安禅寺に行ってきました。

 大安寺は、福井県福井市にある臨済宗妙心寺派の寺院です。

 山号は萬松山。福井藩第4代藩主松平光通が大愚宗築を開山として、越前松平家の永代菩提所として万治元年に創建しました。

 来歴
 daiannzennji  (1).JPG
 
 境内に入って行きます。
 daiannzennji  (3).JPG

 ここからお寺に入って行きます。
 daiannzennji  (4).JPG

 屏風
 daiannzennji  (5).JPG

 平安時代に作られた大日如来座像
 daiannzennji  (7).JPG
 daiannzennji  (8).JPG
続きを読む
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 11:45| 福井 ☁| Comment(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

空印寺

 小浜市にある空印寺には人魚にまつわる言い伝えが残っています。

 若狭国を治めた京極氏が菩提寺「泰雲寺」を建立し、京極氏の松江転封後に若狭小浜藩藩主となった酒井氏により建康寺(のちに「建康山空印寺」に改められる)が建立され今日に到ります。

 お寺であることは石柱でぼんやりと分かります。
 kuuinnji  (1).JPG
 kuuinnji  (2).JPG
 
 進んでいくと山門があります。
 kuuinnji  (3).JPG

 本堂
 kuuinnji  (7).JPG

 敷地内には、人魚の肉を口にして800歳まで生きたという八百比丘尼が、その生涯を閉じたと伝わる洞窟があります。

 kuuinnji  (5).JPG
 kuuinnji  (4).JPG

 人魚の肉を食べて不老不死になったという伝説は各地に残ってるようですが、入定したというものは珍しいようです。

 永遠の若さを願う人は一度訪ねてみるのもいいと思います。

 地図




posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 06:58| 福井 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

高成禅寺

 小浜の三丁目町の近くにある高成禅寺。

 ちょっと隠れているため見つけ難いんですが・・・・・。

 三丁町を散策している時に見つけました。

 高成禅寺はご本尊は千手観音菩薩。

 暦応2年(1339)に足利尊氏の命を受け諸国に建立した安国寺のひとつ。 

 康永3年(1344)に炎上焼失したため若狭国守護の大高重成が高成寺として再興した。

 寺号は大高重成の名に由来するそうです。 

 koushouji  (1).JPG

 堀の前には解体新書の翻訳で活躍した中川淳庵の説明文がありました。
 koushouji  (2).JPG
 ちょっと読み難いんですが・・・・・。

 山門
 koushouji  (3).JPG
 
 瑞雲院
 koushouji  (5).JPG

 本堂
 koushouji  (4).JPG
 koushouji  (9).JPG




続きを読む
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 05:39| 福井 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月18日

若狭国分寺

 奈良時代に聖武天皇の勅願で全国に建立された国分寺のひとつで、国 の史跡に指定されています。

 釈迦堂には、大きな釈迦如来坐像が、薬師堂には鎌倉 時代の作の木造薬師如来坐像が置かれていますが見ることは出来ませんでした。

 国道27号線から少し入ったところにありました。

 他の寺院と比べると随分小さいと感じます。
 kokubunnji .JPG
 kokubunnji  (3).JPG
 kokubunnji  (4).JPG
 
 発掘調査から当時は瓦屋根ではなく茅葺きの屋根だったんではないかと言われています。
 kokubunnji  (5).JPG
 それにしてもずいぶんと小さいです。

 境内には古墳も残されています。
 kokubunnji  (6).JPG

 その隣には南大門と中門跡
 kokubunnji  (7).JPG
 この国分寺は全国的に見ても規模が小さいようです。

  昭和47年から3年にわたり発掘調査が実施され、その規模等がほぼ明らかになっています。

 寺域は一辺約230m四方にわたり、伽羅配置は南大門・中門・金堂・講堂と軸線上に配し、その東に塔を置くという形態をとっています。

 地図




posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 04:56| 福井 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

多田寺

 久しぶりに小浜に行きました。

 会社勤めをしていた時には小浜は近くだったので良く行ったんですが、辞めてからは数えるほどしか行ってませんでした。

 街並みはさほど変わっておらず、記憶を取り戻すのにそんなに時間はかかりませんでした。

 国道27号線で舞鶴方面に向かって走ると看板が多田寺の方向を示しています。

 その看板通りに素直に走ると多田寺の小さな山門があります。
 tadaji  (1).JPG

 近くに車を停めて歩いて行くと大きな本堂が見えてきます。

 tadaji  (2).JPG
 
 tadaji  (3).JPG

 奈良時代、孝謙天皇の勅命により創建と伝承されています。
 本尊の木造薬師如来立像(重文)は眼病に霊験あらたかといわれ、特に春秋の彼岸には「多田のお薬師さん」参拝で賑わいをみせます。
 また、木造十一面観音菩薩立像(重文)は孝謙天皇を模したと伝えられ、穏やかな微笑みを浮かべた表情が印象的です。

 本堂の扉は閉まっていました。
 tadaji  (4).JPG

  本堂は鍵がかかっているんですが、管理する人がどこかに置き忘れたために中に入ることは出来ませんでした。




続きを読む
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 23:51| 福井 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三方石観音

 弘法大師が若狭に布教の際、三方五湖を一望できる雲谷山山麓の花崗岩に一夜で彫ろうとしたが、完成する前に一番鶏が鳴いた為、右手首が未完成のまま下山した。
 このことから片手観音とも呼ばれている。
 手足の病にご利益があるとされ参拝者がたえない。御手足堂には参拝者が御手足型とよばれる木で作られた足や手を借られる。
 また治癒した後は返納し奉納された木製の御手足型が積まれている。

 このような言い伝えが残る三方石観音に行ってきました。

 駐車場に車を置いて坂道を上って行きます。
 ishikannnonn  (1).JPG

 小さな祠。
 ishikannnonn  (2).JPG

 医師の掘られた弘法大師
 ishikannnonn  (3).JPG
 
 まだまだ見えません。
 ishikannnonn  (4).JPG

 神社
 ishikannnonn  (5).JPG
 ishikannnonn  (6).JPG


続きを読む
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 07:44| 福井 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする