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2017年02月13日

山謙木工所

 福井県は越前打ち刃物の産地なので多くのメーカーが技術を競っています。

 どんな包丁などを作っても必ず必要なのが柄です。

 一般の包丁に着ける柄から高級品までありますが、山謙木工所さんではそれらを作って全国で売っています。

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 会社は池ノ上工業団地にあります。

 こう場内の様子。
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 説明を受けたんですが名前を忘れました。
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 柄を磨く機械
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 切断機
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2016年03月13日

増尾家住宅が国文化財に指定されました!!

 福井新聞の記事によると板取宿に残っている増尾家住宅が国の文化財に指定されるようです。

 とは言ってもまだ文化審が答申されただけですが・・・・・。

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 何はともあれ良いことです。

 これでもっと板取が注目される場所になるでしょう。

 ちなみに私の家はお隣です。

 ここです。
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 下の家が増尾家です。
 
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 増尾家は板取宿では一番大きい家ですが、常時開けている訳ではないので残念ながら中を見ることは出来ません。

 中を見る時には教育委員会にお願いして開けてもらう必要があります。

 ちょっと面倒ですが・・・・。

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2013年04月26日

越前打刃物組合

 越前市の池上地区に越前打刃物組合があります。

 越前市にはもう一つ味真野地区にタケフナイフビレッジという打刃物を作っているところがあり、越前市には二つの打刃物を作っているところがあります。
 
 今回は越前打刃物組合を訪れました。

 入口に建っている二つの包丁が目印です。

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 この池上地区には何軒かの打ち刃物を作っている会社があって、これらの包丁などをこの組合で買うことが出来ます。

 お店の中は・・・・・、
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 ブレイゼン
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 このブレイゼンという包丁はブランドになってるそうです。

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2013年04月02日

タケフ ナイフビレッジ

 越前市味真野にあるタケフナイフビレッジ。

 ここでは越前市で作られている越前打ち刃物を買うことができます。

 また職人さんたちが刃物を作っている工程も見ることができます。

 一風変わった建物がタケフナイフビレッジです。
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 入口は階段の上じゃなくて左わきにあります。

 ドアを開けて中に入ると・・・・、
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 包丁の他にもナイフがあります。
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 他にちょっとした小物を見つけました。

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2012年03月24日

刃物製造販売 安養寺屋

 越前打ち刃物といえば武生(現越前市)を思い浮かべますが、大野市にもありました。

 以前、大野紅葉祭りに見かけてお話を伺ったところ、大野市に工房があると聞き、一度伺ってみたいと思っていました。

 大野市の七間朝市にはちょくちょく行っていたんですが、どこにあるかは調べず終いでした。

 それがちょっとしたことである場所を知り、行ってきました。

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 中にはいると・・・・、

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 鍬や鎌、鉈が売られていました。

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 私が訪れたときにも農家の人が買いに来ていました。

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 この安養寺屋さんは農作業用の鉈や鎌などを製造販売していますが、ここでしか買えないものがあります。

 それはこれです。

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 これなんだか分かりますか?

 これの名前はがにといいます。

 これは杉の木なんかに登るときに足に着ける道具です。

 これを付けると作業性がいいのでよく売れてるそうです。

 ただ木に登るにはいいんですが、地面を歩くときにはこの爪が邪魔して非常に歩きにくいです。


 お店のすぐ後ろにある仕事場を見せてもらいました。

 親子で刃物を作られていました。

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 今は外国からの輸入品で溢れている打ち刃物ですが、やはり耐久性や切れ味と言ったらやはり日本製が勝っているようです。

 厳しい状況が続いていますが、是非がんばってもらいたいですね。



 安養寺屋さんがある場所は

 福井県大野市中挟3-1304
 TEL:0779-66-2921

 園芸などをやられている方には是非一度訪ねて欲しいお店です。

 地図
 

 お待ちしています。


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2008年08月30日

林 打刃物製作所

 トントントントン・・・・・・・、トントントントントン。

 トントントントン・・・・・。


 小気味よい鎚音が聞こえてきた。

 ここはいつも武生に行くときに通る道。

 この鎚音はどこから聞こえてくるんだろうと、軽トラを降りて探してみた。

 周りにあるのは普通の家。

 こんなところに工場があるんだろうか?と思って探していると、またあのトントントントントン・・・、と言うリズム感のある音が聞こえてきた。

 ここからだ、ここから聞こえてきたんだ!!


 ごめんください!!と声をかけてお邪魔しました。


 お邪魔したところは 林 打刃物製作所

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 私がお邪魔したのは土曜日だったんですが、ご主人と息子さんが忙しく働いておられました。

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 炉で熱くした鉄片を取り出して、ハンマーで叩いて形を整えます。

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 少し長いものはサザエをめくる道具になり、小さいものは鍬の継ぎ手になります。

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 素人目には同じように見えますが・・・・・。


 このような鋼材が、
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 形を変えて、このようになり・・・・、

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 最後にはいろんな鍬等になります。

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 林 打刃物製作所さんで作られる製品は関東地方、東海地方、北陸などに出荷されています。

 鍬などの農機具はその地方地方によって、また土の性状によって形が違っています。

 私もこんなに種類がある苫思っても見ませんでした。

 そんな鍬のバリエーションです。

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 両側に持ち手がついているものは、魚の鱗を取る刃物だそうです。
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 林さんで作っている鍬の種類は約600もあるそうで、そのうちの一部を見せていただきました。

 ありがとうございました。


 もし、打ち刃物に興味がある方は一度訪れてみてください。


 林 打刃物製作所さんの工場があるところは

 林 打刃物製作所

 住所
 〒福井県越前市南1丁目10-28
 TEL:0778-22-3810


 お待ちしています。
 







posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 06:24| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 特産物(越前打ち刃物) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

越前打ち刃物協同組合

 越前市の池ノ上工業団地にある越前打ち刃物協同組合に行ってきました。

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 大きな包丁が目印です。


 場所は
 刃物工業団地
 クリックすると大きうなります。


 ここには会員である伝統工芸士さん達が作った打ち刃物が展示即売されています。

 そんなお店の中でちょっと変わったインテリアになりそうなものを見つけました。


 ろうそく立てです。
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 香をたくものでしょうか?
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 何か他にも使えそうです。


 これも何かに使えそうですネ!
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 もちろん家庭やレストランで使う包丁類を始め、農家が使う鎌や鉈などが売られています。

 これはブレイゼンというブランド名で売られている包丁です。
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 伝統工芸士さん達が作られた包丁です。
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 切れ味では恐らくドイツのゾーリンゲンを越えています。


 越前打ち刃物は大きな会社がないために岐阜県関市の刃物よりはあまり知られていませんが、切れ味では負けません。


 一度おためし下さい。



 きっと満足されると思います。











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2007年09月05日

キリン刃物(越前打ち刃物)

 以前は武生の街中にはたくさんの打ち刃物の工場がありましたが、今ではタケフナイフビレッジ打ち刃物工業団地に引っ越してしまって、あまり残っていません。

 が、それでも街中でがんばっておられる打ち刃物屋さんがあります。

 そんな工場を訪ねてきました。


 キリン刃物さんです。


 この看板の図柄はどこかで見たことがあるような・・・・・・。
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 そうです。あのキリンビールのマークと同じなんです。

 キリンといえばビールですが、この打ち刃物屋さんもキリントレードマークにしています。

 しかも歴史はこのキリン刃物さんのほうが長いそうです。

 
 私が訪れたのは日曜日でしたので、工場はお休みだったんですが、お店の中をちょっと見せてもらいました。

 お店の前景です。
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 このお店で作っている包丁の数々です。
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 今の包丁はハガネを軟ステンレスで包んで作られているのですが、この製法は日本刀の製作技術が受け継がれているんだそうです。

 日常何気なく使っている包丁にもこんなに丁寧に作られているんですね、驚きです。


 また、キリン刃物さんで作られた包丁はなんとあの料理の鉄人 中村 孝明氏も使っているんです。

 これがその色紙です。
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 有名人が使っているからといってそれに奢ることなく、淡々と仕事をしていく・・・・・。

 正に職人です。

 もし、包丁をお求めになりたい方は、お店に来ていただくのもいいですし、デパートでもお求めになれます。

 でも残念ながら包丁にはキリン刃物とは書いてありません。

 それを見分ける方法は、その包丁を手にとって付け根の部分を見てください。

 そこに雲水と書かれていればキリン刃物さんの包丁です。


 一流の切れ味を体験してくださいネ。


 キリン刃物さんのある場所は
 キリン刃物

 
 住所は
 越前氏あおば町2−25
 TEL:0778-23-0031


 お待ちしています。

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2007年07月28日

高村刃物製作所(越前打ち刃物)その2

 ステンレスの包丁って切れないと思っていませんか?

 私もそう思っていましたが、今のステンレスの包丁は鋼の包丁と同じように実によく切れるんですよ。


 ステンレスの包丁って研げないと思っていませんか?

 今のステンレスの包丁は普通に研げるし、研げば以前のように切れ味は戻ってきます。

 ただ、普通に使っているだけなら1年に1回研ぐだけでいいようです。

 ずいぶんと刃物に使われるステンレスの特徴も変わってきました。

 高村刃物さんが使っている鋼材はあるところから仕入れているのですが、その会社も武生にありますのでいずれ紹介したいと思います。


 さて、高村刃物さんですが、所在地は刃物工業団地の一角にあります。

 高村刃物さんの工場の前景です。
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 高村刃物さんでは試作品を作って日夜研究を重ねているそうです。

 この箱の中に入っているものが試作品で、これを使ってどのようにして刃物を作っていくかを見せてもらいました。

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 まず、大きな砥石で荒削りをして・・・・・、
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 最後には非常に細かい砥石(?)で仕上げます。
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 この後、バリという刃先に着いている残りの鋼材をとった後。新聞紙を切ってみましたが、実によく切れました。

 
 また、実際に包丁の刃をセメントにあてて切れなくした後、砥石で研いで切れ味を試しましたが、これもまたよく切れるようになりました。

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 砥石の荒さは3000番と言うことでしたが、素人の私にはどれくらい細かいのかはわかりません。

 
 工場の中にはほかの工場では見られないようなものが置いてありました。
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 この中には塩(塩化バリウム?)が入っていて、この中で包丁などを熱処理するんだそうです。


 如何でしたか?


 たかが包丁、されど包丁、ですね。


 私的に残念なのは、高村刃物さんで作っている刃物はすべて問屋さんに卸しているので、高村刃物の名前が前面に出てこないところです。

 
 すばらしい刃物を作っているのに、自分を名乗れないような気がして残念です。


 もし、高村刃物さんの包丁がほしい方は打ち刃物協会に問い合わせてください。

 そこでは包丁が確保できると思います。

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2007年07月27日

高村刃物製作所(越前打ち刃物)

 日本で一番知られている人物といえば誰でしょうか?

 朝青龍?、小泉首相?、一郎?・・・・・・・・。

 年齢に関係なく知られていて、日本国民から慕われている人物、
......、その人が今日紹介する包丁を使っています。


 その人物とは、長嶋茂雄さんです。


 そして、これが長島家で使用している包丁類です。

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 上の3つが長島家で使われているもので下のちょっと長い包丁はNHK料理番組にも出演されていた有名なホテルの料理長が使っていたものだそうです。(その人の名前は忘れました)

 
 そして、これが長嶋茂雄さんを囲んでの記念写真です。

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 いかがでしょうか?


 長嶋茂雄さんは野球人ですが、一流といわれる人ほど一流のものがわかるんではないでしょうか?

 やはりいいものを求めている人は、いいものに出会うんだと思います。

 それも超のつく一流に。


 もちろん、高村刃物さんが手がけている刃物はこれだけではありません。

 その一部をご紹介しましょう。

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 一番上の長い日本刀のようなものが、マグロを処理する包丁でほかにはそば切り包丁、ナイフ、フッ素加工した包丁(黒いものがそれです)などもあります。

 そのほかにも、
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 こんなかわいい包丁も作っておられます。

 これは「おいしいキッチン」シリーズの一つです。


 もう一つ、これは特筆すべきことですが、伊勢神宮遷宮を行う際に木の霊を切るために使用する刃物に「小刀子」がありますが、その刃物もここで造られています。

 その小刀子を見せていただきましたが、写真を撮るのは出来ないとのことで、写真はあきらめました。

 代わりに、伊勢神宮から送られた感謝状の写真を撮らせてもらいました。

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 こんなにすごい会社が福井にはあります。

 それを知らないだけなんです。

 福井県人はもっとそのことを知って福井を誇りに思ってほしいと思います。


 もっと知られざる会社が福井にはあると思います。

 それらを発掘して、発信していきます。

 
 明日は高村刃物製作所さんの工場を紹介します。


 お楽しみに!!


posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 06:06| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 特産物(越前打ち刃物) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする