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2010年02月25日

丸岡藩 砲台跡

 江戸時代末期、欧米列強は中国へも進出し、更に幕藩体制が動揺する鎖国下日本に開国するよう迫りつつあった。

 1853年に浦賀へペリー来航、1854年には日米和親条約が結ばれた状況下で、丸岡藩砲台(福井県坂井郡三国町)は1852年沿岸を警備するために建設された。

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 海上へ突き出した海岸線上に弓状に築かれた高さ1.8mの土塁には5個の砲眼が4.5メートル間隔で設けられている。

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 著名な砲術家であった高島秋帆(たかしましゅうはん)に教えを受けた栗原源左衛門らが設計して、南常太郎らが建設に携わった。

 原形をこれだけ良く留める砲台跡は全国的にも貴重であり、丸岡藩砲台跡は東京の品川台場などと共に国指定史跡となっています。          

 場所は
 




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2010年01月03日

空印寺

 小浜にある空印寺は小浜藩主の酒井家の菩提寺であるが、それよりも八百比丘尼伝説が残っているお寺として有名です。

 その伝説とは、その女の子が16歳の時に食べた父高橋長者が竜宮のおみやげにもらった人魚の肉を食べたところ、幾つになっても年をとらず16歳の頃のような若々しさを保つことができたそうな。

 その後その姫あが120歳の頃、髪を切って全国を行脚し、各地に神社仏閣を建立したり、道を開墾したりしました。

 そして800歳になられたある日空印寺境内にある大岩窟にて入定されました。

 その入定された洞窟が今も残っています。

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 空印寺の山門(薬医門)からのぞく本堂
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 お寺自体は何回も焼失しているそうですが、この門だけは残ったそうです。

 小浜藩主酒井家の菩提寺とのことですが、どれがそのお墓なのか分かりませんでした。

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 お寺の裏には木彫りの仏様が雨に打たれていました。

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 ちょっとかわいそう。


 小浜には本当にはたくさんのお寺がありますね。

 全部回るにはどのくらいかあるんでしょうか。

 まだまだ探索する箇所が埋もれているようです。
 
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2009年11月14日

三丁町(小浜市)

 朝の連続テレビドラマ「ちりとてちん」でロケ地となった三丁町

 その三丁町を久しぶりに訪れてみた。

 小浜公園の近くに車を停めて、その界隈を歩いてみることにした。

 ここからが三丁町への入口
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 しばらく行くと見慣れないお店があった。

 確か以前に訪れたときにはなかったお店。
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 小腹もすいていたので、ちょっと立ち寄ってみることに・・・・・・・。
 
 中に入ると、すっきりした間取りのお店。
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 階段としても利用できる棚が飾られていた。
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 お店の人に話を伺うと、つい最近開店したのだとか。

 テレビドラマの影響で、ここを訪れる人が多く商売になると考えたんでしょうか。

 で、メニューの中のカレーライスを注文しました。

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 カラーライスが出てくるまで椅子に座って外を眺めていると、通りを行きかう人が時折見えて、それが格子戸のせいで一コマ漫画を見ているようでした。


 外に出ると、人通りはぱったりとやんで静かな佇まいだけが残っていました。

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 以前は男衆や芸者たちの声が行き交かい賑やかだったであろう三丁町。

 そんな昔の雰囲気を今でも感じることが出来ます。

 時折聞こえてくる三味の音が、ふとそんな気持ちにタイムスリップさせてくれます。

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2009年04月10日

鯖街道(小浜市 いずみ町)

 NHKの連続テレビ小説ちりとてちんで有名になった福井県 小浜市

 アメリカの大統領選挙でも有名になった小浜市。

 その小浜市から一本の道が京の都まで続いています。

 街道の名前は さば街道


 そのさば街道の起点がいずみ町です。

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 余り広くない路地の両側にはやはり海産物を扱っているお店がたくさん並んでいます。

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 ご存じ鯖の丸焼きです。

 これ美味しいんですよね。

 醤油をかけて食べると他に何もいりません。

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 残念なことに地物の鯖は捕れなくなっていると言うことでした。


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 さば街道の歴史が詰まっている小さな資料館。

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 小浜市にはたくさんの見所があります。

 それが小京都と言われる所以です。

 国宝や重要文化財がたくさん残っている街です。

 春夏秋冬見所でいっぱいです。


 今度の日曜日には、ちょっと足を伸ばして小浜まで来てみませんか?


 桜も見頃です。


 お待ちしています。








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2009年04月08日

熊川宿

 昔の街並みがきれいに保存され、その宿場の中を歩くと昔にタイムスリップしたかのような感じになる場所、熊川宿

 桜が咲く少し前に行ってきました。

 宿場の入り口には、役人が不審者を見つめています。

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 道路沿いには、古い民家を利用した土産物屋さんが立ち並んでいます。

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 お店の前を流れる小川には、芋車が廻っていました。

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 きれいに保存されています。

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 道路には車の往来もなくきれいに舗装されていて、ふらっと立ち寄って、のんびりと店先を覗きながら歩くには良いところです。

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 その昔宿場町をして栄えた熊川宿
 
 昔のままの街並みが保存されている宿場としては、福井県内ではここだけだと思います。

 知名度では、中山道妻籠宿には及ばないかも知れませんが、ここを訪れる人が増え、街に活気が戻り、若者達が戻ってこれるような街になってくれればいいと思います。


 一つのことがきっかけになり、その輪が拡がって行くことは街の将来に対する可能性が生まれてきたんだと思います。


 熊川宿を歩いていて、そんな感じを受けました。


 


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2009年03月28日

辺見勘兵衛家(熊川宿)

 昔の街道筋の宿場の風情が今も色濃く残っている街 熊川宿

 その宿場町にあって、町屋を改修して残されている家があります。

 その辺見勘兵衛家を訪れてきました。

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 この旧辺見家は江戸時代「高島屋」を名乗り、宿場の中で荷物の継立てをする問屋として活躍しました。

 また、伊藤忠商事株式会社2代目社長の伊藤竹之助の生家でもありました。
 
 家は住みやすいように改修されていて、この家には泊まれるようにもなっているとのことでした。


 玄関をくぐると、おみやげなどが売られています。

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 家の中は昔の面影を残しながらも、現代風に変えられています。

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 昔の家具も、こうやってみると一つのインテリアになってしまいます。

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 食堂兼居間、吹き抜けになっています。

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 居間から見える中庭と蔵。

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 2階にある表通りに面した子供部屋

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 2階の吹き抜け。

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 古い家でも手を加えれば充分住める家になります。

 古い民家の問題点は、家の中が暗いと言うことがありますが、階段の周りを吹き抜けにしたり、天窓をとって明るさを確保すれば快適な住居になります。

 また、民家は夏は涼しいけれど冬は底冷えしますが、断熱材を使用することによって建具の気密性が良くなり、快適な町屋生活が出来るようにしてあります。

 
 旧辺見家の住宅はこの様にして保存改修が行われました。

 この保存改修は民家を現在建てられている家よりも、もっと住みよい家に出来ることを実証したモデルとしての意味を持っています。


 熊川宿を訪れた際には、辺見家に立ち寄ってみてください。

 昔の家が現代風に、しかも明るくなっていることに驚かれると思います。


 お待ちしています。















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2008年12月27日

柴田氏庭園(2008初冬)

 丁度1週間前の小春日和に敦賀に行き、柴田氏庭園に行ってきました。

 何日か前に柴田氏庭園がその持ち主から敦賀市に寄贈されたという記事を新聞で読んだからです。

 今までは個人の所有物であったが故に補修も出来ず、言わば野ざらし状態でした。

 それが敦賀市の所有になったので、保存も充分にされるのではないかと考えたわけです。

 それで現状を見に行ってきました。


 表門は昔と変わらない佇まいです。

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 雪対策として、木々には雪釣りがしてありました。
 
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 入場者向けのパンフレット置き場は昔と変わらず、ちょっとくたびれています。

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 流石に国指定の庭園だけあって、日本の庭園美を感じさせます。

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 訪れたときには庭師さん達が、雪対策に木々の世話をしていました。

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 ですが、悲しいこともありました。

 昨年までは、本宅の裏に蔵があったんですが、屋根が抜け落ちていたりして補修できなかったんでしょうか、基石だけが残っているだけでした。

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 その蔵の屋根を葺いていたであろう瓦が、庭の片隅に野積みされていました。

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 本宅も裏に回れば鉄パイプで補強されており、辛うじてその原形をとどめているといった感じです。

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 この柴田氏庭園は補修されていくのでしょうが、もう少し早くに手を打っていれば・・・・・・と思うと残念でなりません。

 歴史ある建物ほど人の愛情が必要になります。

 大事にしなければ・・・・、後世に残しておかなければ・・・・・、との思いは、建物に伝わります。

 その思いが希薄になれば、建物も必要とされていないんだと感じて朽ちていくものだと思います。


 今からでも、その思いを柴田氏庭園に注いでいただきたいと思います。

 将来に禍根を残さないためにも・・・・・・。

 










        
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 09:29| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 嶺南の観光地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月05日

熊川宿

 熊川宿に行ってきました。

 私が住んでいる街からはちょっと遠いのでなかなか行けないのですが、機会があって行ってきました。

 約1年ぶりの熊川宿は昨年よりも少し賑やかになってような気がします。

 熊川宿の入り口にある駐車場に車を置いて・・・・・・。

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 昔は茅葺き屋根だったと思うんですが、今ではトタンで葺いています。
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 ナマコ壁がきれいです。
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 各家の前には水路が流れていてそこで洗い物が出来るようになっています。
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 お馴染みのたばこ屋の看板です。
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 以前よりお店が増えているような気がします。
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 私が訪れたのは土日ではなかったんですが、観光客の方が大勢散策されていました。

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 こんなところにも名前が着いている路地がありました。

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 熊川宿は街並みがきれいに保存されています。

 ちょっと立ち寄って、名物のクズを頂いてみては如何でしょうか?

 今の時期、美味しいですよ。



 お待ちしています。

















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2008年07月03日

瓜割りの滝

 暑い一日でした。

 まだ本格的な夏ではないのに、こんなにも暑いと自然と足は涼しい場所に向かいます。

 久しぶりに瓜割りの滝に行ってきました。

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 短い距離ですが、杉の木林の中を森林浴しながら歩いていきます。

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 直ぐに写真集に載っているような光景が見えてきます。

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 ここの水は皇太子ご夫妻が旧上中町に来られた際に飲まれていたんですね。

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 水がこんこんと湧き出ています。

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 湧き出ている水に手を浸けてみるとひんやりと冷たく、熱さを暫し忘れることが出来ました。

 この場所で足湯が出来ればもっと涼しさを感じることが出来るのかも知れませんが、流石にそれは出来ません。


 これから夏が始まります。

 街中の喧騒を逃れて、少しの静寂と涼しさを瓜割りの滝で感じてみては如何でしょうか?

 
 お待ちしています。


 場所は
 瓜割の滝
 クリックすると大きくなります。




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2008年04月11日

気比神宮(桜)

 今の時期、桜の名所と言われる場所はどこでも大勢の人集りです。

 そんな中、落ち着いた場所で桜を楽しみたいと思って気比神宮に行ってきました。


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 石橋を越えた左側には川にかかる桜があります。

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 巫女さんが沿道を清めていました。

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 神宮の裏側にある茶屋です。

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 茶屋甘酒を注文して、テーブルに腰掛けながら桜を愛でる・・・・、
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 気持ちが清々しくなりそうです。


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 一人きりで桜を楽しみたいときには、気比神宮は穴場かもしれません。

 椅子に腰掛け、木漏れ日の中小鳥の声を聞きながらのんびりと・・・・・・・。



 お待ちしています。














posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 00:08| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 嶺南の観光地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする