鯖江市の
河和田で作られる
越前漆器はいろんな人の手が加わって作られています。
木地師さんから
蒔絵師さんまでいくつもの工程を経て
越前漆器は作られています。
その工程の一つでも抜けたら
漆器は出来ません。
人目につかない仕事こそが大事な仕事と言うことが多々あります。
だからこそ縁の下の力持ち的な人たちを大事にしなければいけないと思います。
先日、私が書いた記事の
コピーを届けた際に
軒下工房の会員で木地を作っている工房にお邪魔しました。
工房の名前は
木工房 徳さん 
場所は
クリックすると大きくなります。
徳さんは
木地師さんなんですが、
ロクロを使う
木地師さんではなく、板を貼り合わせて重箱などいわゆる箱物を作られる
木地師さんです。
私がお邪魔したのは土曜日だったんですが、二人の
職人さんが働いておられました。

工場の二階には今まで作った木地の
木型が残されていました。
素人考えでは図面で残しておいた方が場所も取らずに便利だと思ったんですが、職人さんは現物を残しておいた方が良いと言うことでした。
倉庫には何年も自然
乾燥させた木が所狭しと積んでありました。

木の厚さは重箱などの厚さにあわせて切ってあるそうです。
私が帰ろうとしたとき、
漆器の修理の依頼が来ていた物を見せて貰いました。
足が折れています。

この漆器は会津市で作られた
会津漆器だそうですが、会津では直せる職人さんがいなくなったので、回り回って
河和田に来たそうです。
昔に作られた漆器なのにどうして産地が分かるのかというと、産地によって技法が異なるからだそうで、今回は木と木の接着方法が異なっているからだそうです。
河和田では接着剤として
漆を使うのですが、持ち込まれた漆器は
ニカワで接着してあったので産地までが分かると言うことでした。
完全に足が折れてしまった漆器でも直せる、しかも買うより安いとなれば漆器を使う価値が出てきます。
今まで漆器は扱いにくく傷つきやすいと言うイメージがありましたが、そろそろそんな思いこみは時代に合わなくなってきているような気がします。
汁椀に口を当てて飲むとき漆器が唇に触れたあの滑らかな感覚は他の磁器やプラスチックでは感じ取れません。
是非その感覚を感じてください。 続きを読む
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 07:07| 福井

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特産品(越前漆器)
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