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2007年12月16日

蒔絵師

 今日は蒔絵師さんの技を紹介します。

 昨日書いた記事の塗り師さんの隣でお仕事をされてました。


 この様な絵柄を無地の器に描いていきます。
 makiesi 07-01.JPG


 まず漆で模様を描いていきます。
 makiesi 07-00.JPG


 次に、銀粉を乾いてない漆に優しく乗せていきます。
 makiesi 07-02.JPG


 さらに緑の塗料をその上に重ね置きします。
 makiesi 07-03.JPG

 銀粉より緑の塗料の方が粒子が細かいためにこの様なことが出来るのだそうです。

 このときの接着剤の役割をしているわけです。


 そして銀粉と塗料を乗せ終わった器は、木箱の上に逆さまにしておきます。

 makiesi 07-04.JPG

 逆さまにおく前に、濡れたタオルで木箱上を少ししめらせておきます。
  
 こうすることで漆が乾くんだそうです。


 普通の洗濯物は水分があると、湿度が高いと、乾かないんですが、漆の世界では逆なんですね。

 初めて知りました。


 うるし会館の隣にある体験館には、未知の世界が広がっています。



posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 09:28| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 特産品(越前漆器) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも訪問したます。今回の漆器職人のご紹介に感謝します。ますますのご活躍を。
Posted by ひゃくお at 2007年12月16日 20:56
コメントありがとうございます。

河和田地区にお邪魔してだいぶ立ちましたが、職人さんとの語らいは楽しいです。

これからもいろんな話を伺おうと思っています。
Posted by ケント at 2007年12月21日 05:34
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