まだもぐには早いですが、その色づき具合でもぐ時を測ります。
吊るし柿用に使う柿は『ながら』という種類の渋柿です。
柿の木を見ると所々黄色く色付いた柿が見えます。
柿が色づく原因はいろいろありますが、虫によって食べられる柿が多いと吊るし柿は作れません。
色づいた柿を取って虫が付いてるかどうかを調べてみました。
少し色づいていますが、この柿には虫は付いてないようです。
もう一つはへたの部分に糞のようなものが見えます。
ヘタを取ると芯の部分が黒ずんでました。
ここから虫が侵入したんでしょう。
実を割ってみると中まで黒くなっていました。
芯の部分がやられているので栄養がいきわたること無く熟柿になってしまいます。
虫は『へた虫』と言いますが、防除するには農薬をまかなければなりません。
農薬を撒くのにはちょっと抵抗がありますが、大きな柿になってもらうためには仕方がありませんね。
