一つは旧内山家住宅、もう一つは旧田村家住宅です。
どちらも大野藩の家老を務めた家柄で、当時の面影をよく残しています。
今回は旧田村家住宅を訪れました。
まだ雪が残っている時期に訪ねました。
門から奥まったところに玄関があります。
玄関をくぐると・・・・、
広い土間があります。
板張りと畳が敷かれています。
天井が高く梁もしっかりしています。
懐かしい器具が置いてあります。
田村家に伝わる銃。
やはり畳の部屋は広いですね。
床の間
ガラスに絵が描かれています。
縁側
今ではあまり見られなくなりました。
お風呂
昔のお風呂は今のと違って蒸し風呂だったようです。
雪囲いでよく見えませんが、庭園の中の築山は、越前大野城外堀の土居どいを転用したものだそうです。
武家屋敷旧田村家は、越前大野城外堀（百間堀ひゃっけんぼり）西側の三の丸に所在する田村又左衛門家たむらまたざえもんけの主屋おもやを解体復元し一般公開しています。
田村又左衛門家は、文政10年（1827）の大火「おねば火事」で類焼した後、矢村（現在の大野市矢）の農家を移築し、武家住宅に改築しています。
大野に残る武家屋敷は内山家が有名ですが、村田家も見る価値はあると思います。
大野に来られた時にはちょっと立ち寄ってみては如何でしょうか。
地図
