福井県の情報はここからどうぞ。(お祭りやお泊まり、食事処などが分かります)
 今庄の情報はここからどうぞ。
 今庄観光協会の公式ページ(河野観光協会、南越前町観光サイトなど)を紹介します。
 板取宿の情報はここからどうぞ。

2012年10月25日

あんぽ柿 (JA花咲ふくい)

 先日JA花咲ふくいにお邪魔してきました。

 今庄のつるし柿生産組合の研修でお邪魔しました。

 今庄とこことの違いは今庄では個々の家でつるし柿を作っているのに、ここでは大きな施設でアンポ柿や干し柿を作っているところでした。

 

 annpogaki 12-10 (1).JPG

 大きな建物ですが、ここで脱渋を行っています。

 パレットの上に柿の入った箱を積み上げてカバーをかけて、炭酸ガスで渋を抜きます。 

 annpogaki 12-10 (2).JPG
 annpogaki 12-10 (13).JPG

 渋抜きをしてひらたねなし柿として出荷します。
 組合長さんからのお話を聞きました。

 annpogaki 12-10 (3).JPG

 ここで作られている商品です。

 annpogaki 12-10 (4).JPG

 なま柿はもちろんアンポ柿、干し柿、干した柿の皮まで作っています。

 冷凍してあった柿をいただきました。

 annpogaki 12-10 (5).JPG

 
 今庄では囲炉裏の上で乾かしますが、ここではこんな風にして乾かします。

 annpogaki 12-10 (6).JPG

 annpogaki 12-10 (7).JPG

 アンポ柿はこの乾燥機で乾かします。 乾燥温度は35℃で4日間。

 annpogaki 12-10 (9).JPG

 ここでも一ついただきました。

 annpogaki 12-10 (11).JPG

 ここで食べるのはもったいないので家に持って帰りました。


 スーパーなんかに行くと干し柿やアンポ柿はよく打っていますが色はオレンジ色をしていてなかなか美味しそうです。

 それに対して今庄で作られるつるし柿は各家々の囲炉裏で干すために、色が黒くなっています。

 また使っている柿の種類が違います。(今庄の柿は長良柿で中に種があります)

 それに各家々で作っているためにそれぞれ微妙に色が違います。

 これが特徴といえば特徴なんですが・・・・・・。
 

 今回知らされたのは今庄のつるし柿のブランドでした。

 福井県内でつるし柿といえば今庄のつるし柿と言われるくらいに有名なんですが、そのことを思い知らされました。

 今庄のつるし柿は街道を通る旅人に売られた柿なので知名度が上がったんだと思います。

 ですが今ではそのつるし柿を作る家も少なくなっていて、取られない柿の木が目立つようになりました。

 こんな会の研修にも若い人は少なく、60歳の私が若いと言われてしまうんですから、もっとつるし柿作りを魅力あるものしなければと思いました。

posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 05:40| 福井 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 福井の優良会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック