人口が五〇〇〇人にも満たない北陸の小さな町に酒蔵が四軒もあるというのは、他の町では見られないことだと思います。
この理由は、今庄が平安時代には紫式部が通り、木曽義仲が通り、道元禅師が通り、織田信長が通り、お市の方が通り、坂本龍馬が通った道だからです。
今日から、越前、加賀、越中、蝦夷に向かうにはかならず今庄を通り宿泊しました。
その名残が今でも街中に残っています。
その中に四軒の酒蔵があります。
その一つを紹介します。
聖乃御代で知られている北善商店さんです。
お店の中は普通のお店です。
北善商店さんは歴史があるので、お店の前には・・・・、
御札場所だったことを示す看板が立てられています。
お店の後ろには小さな祠が奉られています。
古くから残されている箱を見せて貰いました。
箱の下には車が着いていて、火事の時には重要な書類を入れて運び出したそうです。
ちなみに今は何も入ってないそうです。
今庄という小さな町に残っている酒蔵。
でもその町には多くの歴史が息づいていて、なお人々の生活の場になっています。
そんな歴史の中で育まれたお酒を味わってみませんか？
今庄に来られた際にはお立ち寄りください。
純米大吟醸原酒がおいしくて、毎回買って帰りました。
久しぶりに飲んでみたくなりました。西武の店員さんに言っとこ(笑)。