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2006年09月19日

新米の季節です。

 今年も新米が食べられる季節になりました。

 私が住んでいる福井県でコシヒカリが生まれたのですが、このことを知っている人は意外に少ないようです。

 コシヒカリといえば新潟県魚沼産(?)が有名ですが、福井県も忘れないでくださいネ。


 さて、私が住んでいる旧今庄町にも稲刈りの季節になりました。

 今年は台風の直撃はなかったのですが、やはりコシヒカリは腰が弱いので多くの稲が倒れていました。

 田んぼの状況が分かりますか?
 minorinoaki 00.JPG
 
 手前の田んぼは稲が倒れていますが、向こう側の田んぼは倒れていません。

 なぜだか分かりますか???


 もう1つの写真は
 minorinoaki 01.JPG
 コンバインで稲を刈っていますが、稲は倒れていません。


 こちらの田んぼの稲は倒れています。
 minorinoaki 02.JPG
 おじさんが倒れている稲を刈りやすくなるように起こしています。


 近くで見るといっそうはっきり倒れているのが分かります。
 minorinoaki 04.JPG

 どうして倒れている稲と倒れていない稲があるのでしょうか?

 

 答えは稲の種類が違うのです。

 倒れている稲はコシヒカリで立っている稲は他の品種なのです。

 その品種とは日本晴れキンパ絹ひかり、などなど。

 これらのお米も美味しいのですが、高く売れないためにあまり作られていません。
 ブランド力がないのです。


 その点コシヒカリは美味しいのですが手間がかかります。

 でも、高く売れます。

 高く売れないのに作っている理由は、大型コンバインなどでの収穫作業に手間をかけなくてもいいからですね。
 農作業が楽なんです。
 

 けれど自家消費する農家は美味しいお米を食べたいためにコシヒカリを作っています。



 
 こんな風景を見たことがあるでしょうか?
 
 これは「はさば」といって刈り取った稲をかけて乾燥させる棚です。
 minorinoaki 03.JPG
 ここまでする農家はさすがに少なくなりました。

 でも何と言っても、自然乾燥させたお米は美味しいの一言です。

 これは農家をしている者の特権でしょう。



 こんな記事を書いていますが、まだ新米は食べていません。

 去年のお米がまだ残っているからです。

 その後にいただきます。


 
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 22:30| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 特産品(農産物) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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