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2006年09月01日

越前漆器

 私が小さいころの思い出で一番印象に残っているものは、座敷に家族全員とお客さんが集まってみんなで会食をしたことです。

 そこには漆器の食器に盛られたご馳走が配膳いっぱいに所狭しと並べられていました。

 豪華な食事というわけではないのですが、食器だけは妙に立派だったのを覚えています。

 昔はそんな光景が見られましたが、今では漆器の食器を使っている家庭はほとんど無いのではないでしょうか?

 でも、漆器の持つ暖かさというか、手に持つとしっくり馴染むというか、漆器のそんなところが私は好きです。


 そんな漆器ですが、福井県でも鯖江市の河田地区で作られています。

 うるしの里会館の横にある体験館です。
 sikki 00.JPG
 ここでは漆器が出来るまでの工程を見ることが出来ます。

 お邪魔したときには伝統工芸士の清水正義さんが作業をしておられました。
 sikki 01.JPG

 その作業場においてあったお椀のオブジェです。
 sikki 02.JPG
 こうのようにして木地を乾かしています。

 これらは携帯電話のストラップになります。
 sikki 03.JPG
 すごく小さいものです。でもよく出来ています。

 お邪魔したときに作業されていた清水さんの作品です。
 sikki 05.JPG
 最近は中国からの輸入が多くなってきているそうで、清水さんもそれに対抗するべく新作を作っておられました。

 それが枝がある一本の木で作る急須です。

 写真の真ん中にある黒いものですが、回転させて削って作っていくのにどうしてこんな形が出来るのでしょうか??

 不思議です。


 隣の作業場では塗り士さんが箱を磨いておられました。
 sikki 04.JPG
 

 漆器が作られる工程はたくさんあって全部紹介することは出来ませんが、少しだけですが分かっていただけたでしょうか?

 
 漆器というと高価というイメージがありますが、何代にもわたって使えると考えればそんなには高くありません。

 漆器で食べるご飯は格別なものです。

 うるしの里会館の場所は
 漆の里会館
 クリックすると大きくなります。

 お問い合わせは
  TEL:0778-65-2727
  FAX:0778-65-2789
  URL:http://www.city.sabae.fukui.jp/section/densan/


 福井に来られる際にはぜひお立ち寄りください。

 伝統工芸士の技を見てください。

 お待ちしています。


 追伸
  8月22日にも越前漆器体験教室の紹介をさせていただきましたので、興味のある方はそちらにも立ち寄ってください。


posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 05:27| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 特産品(越前漆器) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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