あまりにも有名なこの手紙は、徳川家康の家臣、本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てて送った手紙で、日本一短い家族への手紙として知られています。
この手紙文化にちなんで一筆啓上賞が丸岡町で平成５年から行われてきました。
毎年違ったテーマで行われているのですが、毎年何万点もの応募があるそうです。
もう一つ福井県には一筆啓上賞よりは知られていませんが、武生市（現越前市）も「あなたを想う恋のうた」を募集しています。
これは平成１０年から行われていて今年で９年目になります。
なぜ、越前市で恋の歌を募集するようになったかというと、
「天平の昔、今を去る１２６０年余り前、越前の国の味間野に流された中臣宅守（なかとみのやかもり）と、都でいちずに宅守を恋い慕う若き妻・狭野弟上娘子（さののおとがみのおとめ）との間には、情熱的で悲しい恋の歌が交わされ、万葉集には６３首も残されています」これにちなんで行われるものです。
この歌物語のゆかりの地にちなんで「あなたを想う恋のうた」を全国から募集しています。
応募方法は手紙でも行えますが、インターネットでも行えます。
応募先は
〒919-0832
福井県越前市高瀬2-3-3
越前市文化センター内 恋のうた募集実行委員会
ＴＥＬ：0778-23-6390
ＵＲＬ：http://www.manyounosato.com
締切日は 平成１８年１０月３１日(火)
発表は 平成１９年２月（入賞者へ連絡が入ります）
ちなみに昨年の最優秀賞は
「ザックリと切った グレープフルーツの飛沫のように 恋が始まる」
投稿者は神奈川県川崎市 朝山ひで子さんでした。
あなたも大事な人の思いを綴って見ませんか。
追伸
応募用紙やインターネットでの応募でその画面にいわさきちひろの絵が載っているのを気づかれた方は多いと想いますが、彼女はここ武生市（現越前市）で生まれました。
その生家があります。復元ですが・・・・。
ちょっと立ち寄ってみましょう。
ここから入れます。
