敦賀港駅（敦賀市）

　その昔、敦賀港はヨーロッパへの玄関口でした。

　国際列車の発着駅があったのです。

　東京を出発して敦賀まで来て、ここで船に乗り換えて満州（中国）に渡り、ロンドンまで旅しました。


　現在の敦賀港駅です。　
　
　この建物は平成11年に再建されました。


　この敦賀港駅で忘れてはならない人が杉原千畝氏です。

　杉原千畝氏については、すでにテレビなどでも紹介されているので改めて紹介するまでもないと思いますが、日本のシンドラーといわれている人です。


　彼は、ユダヤ人へのビザ発給により約６千人もの尊い命をナチス・ドイツの迫害から救った外交官でした。

　詳しい内容はこちらから。


　その一部の資料が、この敦賀港駅にあります。

　


　これは当時のビザですが、ちょっと写真写りが悪くなってしまいました。
　


　この駅舎は当時の場所にはないのですが、近くにはきらめきみなと館や赤レンガ倉庫などがあり、今では敦賀港の歴史や観光を紹介するために一般公開されています。

　ここには敦賀を紹介するボランティアの方がおられるので、お話を伺うのも良いかも知れません。　　

　
　場所は
　


　お待ちしています。