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2010年11月27日

大野市民俗資料館

 大野城の麓にある民俗資料館に行ってきました。

 博物館や歴史観など入場料を払ってはいる場所には滅多に行かないのですが、この日はなぜか入場料(200円)を払って見てきました。

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 品物を展示してある建物は、明治22年(1889)、大野治安裁判所として建てられ、昭和43年(1968 )まで使用されていました。

 同年、大野市が本館と守衛室を譲り受けて現在地に移築し、 資料館として活用・保存しています。

 ですからもう100年以上経っています。

 ちょっとくたびれていました。

 
 中にはいると壁に掛けられた長〜〜い縄
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 何に使われていたんでしょうか??


 今でも使えそうな消防車(?)
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 打ち掛け
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 相当高そうです。

 
 こたつ
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 これを知っている人はほとんどいないんではないでしょうか。 

 私も使ったことはないんですが、家にあったことをうっすらと覚えています。

 
 炭俵と蓑
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 昔は米や炭は俵に入れられて運ばれましたが、今では紙袋や段ボールの箱に変わりました。


 ふいご(?)と稲を植え付ける目印を田んぼに着ける6角形の???(名前は知りませんが)を使っていました。
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 少し作ったそばや豆などを空と実に分けるのに今でも使っている家があります。

 6角形のものは田植機が登場して使われなくなり、今ではインテリアとして使えます。


 乳母車
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 昔はお金持ちの家にありました。

 一種のステータスでした。


 何の変哲もない紙ですが、名前がおかしかったのでパチリ。
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 目くそちり紙
 
 どんな考えで「目くそちり紙」と名付けたんでしょうか?

 昔の人はユーモアがあるというか、平気でこんな名前を付けたんですね。

 ところで売れたんでしょうか?

 今では絶対に無理ですね。


 大野民俗資料館では少し前の昭和中頃まで民家で普通に使われていた日常品が展示してあります。

 展示されている品々に懐かしさを覚える人もいれば、見たこともないので何に使われたんだろうかと思いを巡らす人もいると思います。

 訪れた感想としては、いろんな品物がただ単に置いてあるだけという感じがしました。

 展示するスペースが狭いと言うこともあると思いますが、もう少し生活感が出てくるような展示をして、昔の人の生活感が出せるような、感じるような展示をされた方が今の人には分かり易いんではないでしょうか。

 一通り見終わって館の外に出て、お祭りに来ていた人達の中に混じって後にしました。
 
 人通りの割には館の中に来ていた人は少ないなと感じながら・・・・・・・。

posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 07:08| 福井 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 嶺北の観光地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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