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2010年09月17日

山法師

 今でこそ蕎麦はヘルシーな食べ物として人気がありますが、昔の人はどう思って食べていたんでしょうか。

 蕎麦だけのお店を特集した本などはたくさん出版されていますし、そんな本の中には何代も続く名店と言われる様なお店もあります。

 昔の蕎麦はあくまでもご飯の代わりとして、小腹を満たす食べ物として食べられていたんではないでしょうか。

 そう言えば蕎麦はご飯を3食食べられない山地の人が食べるものだと聞いたことがあります。

 あくまでも主食はご飯。 

 私も人に聞いたり、本を読んだりして人気があると思われるいくつかのお店で蕎麦を食べてきましたが、はっきり言ってその違いがよく分かりません。

 二八蕎麦や十割そば。

 この味の違いすら分かりません。

 確かにそのお店独特の色や細さ、量などは違います。

 でも鼻が悪いのか風味などは良く分かりません。

 蕎麦に関するうんちくをここで述べるつもりはありませんが、蕎麦はそんなに賢こばって食べなくても、味が分かるように食べなくてもいいと思います。

 何故こんなことを書いているのかと言うと、あるお店を訪れた時に感じたんです。

 もっと気楽に小腹を満たす食べ物なんだって。

 味が分かった風な感じで食べなくてもいいんじゃないかって。

 前置きが長くなりました。

 
 今日紹介するお店は山法師

 越前陶芸村に行く道沿いにあります。

 何かの建物の一階部分をお店にしています。

 yamabousi 10-0801.JPG

 ここのお店は定休日があって、毎日は開いていません。

 ま、気が向いたらやっているというような感じです。

 暖簾を潜って中に入ると・・・・、
 yamabousi 10-0802.JPG

 在り来たりのお店です。

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 奥の方でおしゃべりと食事をしていたお店の人が注文を取りに来ました。
 yamabousi 10-0804.JPG

 いつもはここでムッとするんですが、この日は何故かそんな感情にはならず田舎だな〜〜って思っただけでした。

 こんなお店があってもいいじゃないかって。

 なんかのんびりした雰囲気、いいな〜〜って思いました。

 で、いつものようにおろしソバを頼みました。

 yamabousi 10-0807.JPG

 味は有名なお店で食べるのと少しも遜色のないものでした。と感じました。

 
 蕎麦は庶民の食べ物です。

 小腹を満たす食べ物です。

 「おばちゃんそば一杯ちょうだい

 「あいよ、熱いの?冷たいの?

 
 なんて会話が似合います。

 yamabousi 10-0806.JPG
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 05:25| 福井 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | そば屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お蕎麦は土壌が痩せている場所で育つ食べ物だったそうですね。お米がとれず、昔は主食の代わりだったみたいです。しかし今国産のそば粉は国内で賄えきれず輸入そば粉もあちこちで使われているそうです。昼食は一人で食べる時はお蕎麦にしていますが、やはりそばはいろいろ違いがあります。一度鯖江の福そばに出かけてください。おばちゃんが一人でやっていますが、無くなったご主人のそばを守っておられます。(吉村の名前を言われればお茶のお代わりぐらいでると思いますが・・・)
Posted by 美幸 at 2010年09月17日 08:34
美幸さんへ

ありがとうございます。

蕎麦を輸入していることは私も聞いたことがあります。

米も輸入しているのに蕎麦まで・・・・、なんて思いますが、蕎麦はあくまでも転作作物だから生産は多くならないのでしょうか?
 福そばさんには一度伺います。

 ところで福そばさんはどこにあるのでしょうか?
今度教えてくださいネ。

Posted by ケント at 2010年09月20日 00:13
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