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2010年08月28日

白山ポーク

 武生の蔵の辻で月の初めに開かれる壱の市

 その壱の市で武生の女性グループが出しているホットドッグソーセージを作っているところが安養寺地区にあります。

 コウノトリを呼び戻す農法米を作っている方や白山スイカを集荷する生産組合などを訪れるために何回も行っていたんですが、まだ白山ポークを作られている場所はなかなか分からず行けてませんでした。

 で、その機会は突然に訪れてきました。

 と言うより、人に聞きまくって行きました。

 福井県内では養豚をやっておられる農家は6軒しかなく、そのうち武生には2軒の農家が養豚をされているということでした。

 牛を飼っている農家はたくさんあるんですが、豚を飼っている農家は少ないんですね。


 私が訪れたのは睦美ファームさん
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 私がお邪魔したことを説明して、豚舎を案内してもらいました。

 豚舎に入る前につなぎを着て、長靴を消毒して中に入りました。


 豚舎の中はちょっと窮屈ですが、母豚が生まれたばかの子ブタにお乳を飲ませていました。
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 子ブタの中には黒っぽい色をした子ブタもいますが、これは何代か前の親の遺伝が出てきて黒くなったそうです。

 この豚さんは妊娠しているそうで、何週間かすれば生まれるそうです。
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 メス豚を妊娠させる時には、オス豚のそばに置いておけば自然と発情して妊娠するそうです。
 
 妊娠を待つメス豚さん
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 そして彼が種豚さんです。
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 何か疲れているようです。

 ご苦労様です。

 で、ここの白山ミートで作られているソーセージがこれです。
 sirayamapo-ku 10-0807.JPG


 養豚のミニ知識

 豚は一度に10頭前後の子豚を産むそうです。

 妊娠期間は114日、授乳期間は3週間、空胎期間が1週間、全部あわせて約140日ですから、豚の場合は1年に2回の出産が可能です。

 肥育期間は約6ヶ月。たったの半年で出荷となるので、日の目を見る期間は牛と比べて極端に短いです。

 母豚は年2回の出産が可能で、6〜7回の出産を終えるとその役目を終えます。

 種豚も同じように3年前後でその役目を終えます。


 
 睦美ファームさんではそのほとんどが出荷されていてソーセージや肉として販売しているわけではなく、少量だけソーセージを作られているということでした。

 もし、そんな手作りのソーセージを食べてみたいと思われる方は一度訪れてみてください。


 住所
 915-1201
 福井県越前市安養寺町157-61
 Tel:0776-29-2305
 FAX:0778-29-2905

 地図では
 















posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 02:00| 福井 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 特産品(農産物) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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