その方は以前このブログでも紹介させていただいた方で桝田屋光生さんという方で、越前市の白山地区で窯を持っておられる方です。
窯を囲ってある小屋に行くと薪がうず高く積まれていました。
何日もかけてこの薪と小屋の中にある薪全てを燃やします。
何日もかけて窯の中の温度を上げていき約１３００度ぐらいまであげて焼きあげるそうです。
私が訪れた時には８００度にまで上昇していました。
薪は窯の前にある穴から入れますが、途切れることなく何日も焚き続けなければいけないので、眠れるときがないので大変です。
薪を入れる時に窯の中がどうなっているかをのぞかせてもらいました。
中に置いてあるつぼが見えます。
いまでは温度計があって中の温度を知ることが出来ますが、昔はそんなものはなくて目で見て温度を知ったそうですので、分かるまでにすごく時間がかかったと思います。
窯の中の温度が１３００度ぐらいになると色も白くなるそうです。
残念なことに焼き終わって窯出しをする時には立ち会えませんが、その作品は８月１９日から１週間金沢の香林坊大和で展示されるそうですので、寺いかんが許せば見に行ってください。
お待ちしています。
私も時間があれば行ってみようと思います。
