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2010年07月12日

蝉丸の墓

 普段見慣れた光景。

 そんな中でややもすると埋もれてしまっていて気がつかない歴史があります。

 あまりにも見慣れた光景でも、そこには先代達が育んできた営々たる歴史が埋もれているかもしれません。

 歴史を大切にしなければと思い始めたのはつい最近ですが、これも齢を重ねたことがそう言わせているのかもしれません。

 
 そんな中、小倉百人一首に収録されている蝉丸のお墓があるというのを、「越前伝統工芸めぐりイラストマップを見ていて気がつきました。


 収録されている歌です。

 これやこの

  行くも帰るも分かれつつ
 
   知るも知らぬも逢坂の関



 その場所は、
 



 そこへは国道365号線を越前海岸に向かっていき、樫津東と言う交差点を右に曲がってさらに行くと道案内が見えます。

 semimaru 10-0701.JPG

 これが見えればすぐです。

 semimaru 10-0702.JPG


 お墓は細長い敷地の片隅にありました。
 
 semimaru 10-0703.JPG


 3基の五輪の塔のうちの一つが蝉丸のお墓と伝えられています。

 semimaru 10-0704.JPG

 semimaru 10-0705.JPG


 ちょっと読めないのですが、石碑には歌が彫ってありました。

 semimaru 10-0707.JPG
  

 いつも見ている風景だからこそ気がつかないことがあります。

 でも、そんな中にこそ大切にしなければいけないものが埋もれているのかもしれません。

 ただ、気がつかないだけ・・・・。


 先代達が残してくれた歴史をいつまでも大切にしていくことが今を生きる者たちの宿題なのかもしれません。


 そして、私たちも時の流れの中で歴史を作っていっているということも。


posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 01:48| 福井 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 福井の有名人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
蝉丸の墓には以前行きました。田圃の中だけど、すぐ近くに民家でした。古いお墓ですが、越前の歴史を感じさせます。      西新宿より
Posted by こーちゃん at 2010年07月12日 10:50
こーちゃんさんへ

今でこそ東京に一極集中となってしまいましたが、継体天皇のころの福井は表舞台だったんだなと思いますね。
Posted by ケント at 2010年07月17日 04:14
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