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2010年07月06日

佐久間記念交流会館

 以前にも何度か紹介しましたが、福井が誇れる偉人、佐久間艇長の記念館が出来たと聞いていたので行ってきました。

 この話は確か福井新聞に載っていたので知っておられる方も多いと思います。

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 以前にも同じ敷地に記念館はあったのですが、鍵がかかっていて何時でも見ることはできませんでした。

 それが今年記念館を新しくて建てられて、何時でも見ることが出来るようになったのです。

 中に入ると展示場の前に佐久間艇長の銅像があります。

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 展示場には・・・・、
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 賞状や・・・・、
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 殉職された潜水艇の模型や・・・・・、
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 遺品・・・・・・、
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 死ぬ直前まで綴った手帳の写真
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 この手帳に記された内容が佐久間艇長を偉人たらしめたものです。

 残念ながらこの手帳は関東大震災の時に焼失してしまい、写真だけが残りました。

 
 引き上げられた潜水艇の写真と沈没した海域。
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 数々の写真
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 明治四十三年四月十五日、第六号潜水艇は潜航演習のため山口県新湊沖に進出、午前九時三十分母艇暦山丸を離れ、午前十時前ガソリン潜航演習を開始した。

 しかし、間もなく艇に故障が発生、浸水のため沈没全員殉職した。

 ガソリン潜航とは、現代のスノーケル潜航のようなもので、海面上にパイプを出し、空気を取り入れながらガソリンエンジンにより航行するという、当時としては斬新な発想であり、同艇はこれを試験中であった。

 この種の事故の際、引き揚げた艇内は阿鼻叫喚の状況を呈していたのが諸外国の例に見られたが、第六号潜水艇の場合は、総員整然と持ち場に就いたままの姿で発見された。

 そのため世界的に大きな反響を呼び、各国の潜水学校では現在も尊敬すべき潜水艦乗りの姿として教育されている。

 
 毎年ここ前川神社イギリス駐在武官が招かれて祝典を行いますが、このことを持ってしても、佐久間艇長が残した精神は受け継がれているのだと思います。


 少々長いですが、手帳に書かれていた内容を以下に記します。

 小官ノ不注意ニヨリ陛下ノ艇ヲ沈メ部下ヲ殺ス 誠ニ申訳無シ

 サレド艇員一同死ニ至ルマデ皆ヨクソノ職ヲ守リ沈着ニ事ヲ処セリ我レ等ハ国家ノ為メ職ニ斃レシト雖モ唯々遺憾トスル所ハ天下ノ士ハ之ヲ誤リ

 以テ将来潜水艇ノ発展ニ打撃ヲ与フルニ至ラザルヤヲ憂ウルニアリ 希クハ諸君益々勉励以テ此ノ誤解ナク将来潜水艇ノ発展研究ニ全力ヲ尽クサレン事ヲ サスレバ我レ等一モ遺憾トスル所ナシ

 沈没原因

 瓦素林潜航ノ際 過度深入セシ為「スルイス・バルブ」ヲ諦メントセシモ 途中「チエン」キレ依ッテ手ニテ之シメタルモ後レ後部ニ満水 約廿五度ノ傾斜ニテ沈降セリ

 沈拒後ノ状況

一、傾斜約仰角十三度位

一、配電盤ツカリタル為電灯消エ 悪瓦斯ヲ発生呼吸ニ困難ヲ感ゼリ 

十四日午前十時頃沈没ス

 此ノ悪瓦斯ノ下ニ手動ポンプニテ排水ニ力ム

一、沈下ト共ニ「メンタンク」ヲ排水セリ 燈消エ ゲージ見エザレドモ「メンタンク」ハ排水終レルモノト認ム

 電流ハ全ク使用スル能ハズ 電液ハ溢ルモ少々海水ハ入ラズ「クロリン」ガス発生セズ残気ハ五00磅位ナリ

 唯々頼ム所ハ手動ポンプアルノミ「ツリム」ハ安全ノ為メ ヨビ浮量六00(モーターノトキハ二00位)トセリ

 (右十一時四十五分司令塔ノ明リニテ記ス)

 溢入ノ水ニ溢サレ乗員大部衣湿フ寒冷ヲ感ズ

 余ハ常ニ潜水艇員ハ沈着細心ノ注意ヲ要スルト共ニ大胆ニ行動セザレバソノ発展ヲ望ム可カラズ 細心ノ余リ畏縮セザラン事ヲ戒メタリ

 世ノ人ハ此ノ失敗ヲ以テ或ハ嘲笑スルモノアラン サレド我レハ前言
ノ誤リナキヲ確信ス

 
一、司令塔ノ深度計ハ五十二ヲ示シ 排水ニ勉メドモ十二時迄ハ底止シテ動カズ

 此ノ辺深度ハ八十尋位ナレバ正シキモノナラン

一、潜水艇員士卒ハ抜群中ノ抜群者ヨリ採用スルヲ要ス

 カカルトキニ困ル故 幸ニ本艇員ハ皆ヨク其職ヲ尽セリ 満足ニ思フ 我レハ常ニ家ヲ出ヅレバ死ヲ期ス 

 サレバ遺言状ハ既ニ「カラサキ」引出シノ中ニアリ(之レ但私事ニ関スル事言フ必要ナシ田口浅見兄ヨ之レヲ愚父ニ致サレヨ)

 公遺言

謹ンデ陛下ニ白ス 我部下ノ遺族ヲシテ窮スルモノ無カラシメ給ハラン事ヲ 我念頭ニ懸ルモノ之レアルノミ

 左ノ諸君ニ宜敷(順序不順)

一、斎藤大臣  一、島村中將  一、藤井中將  一、名和中將  一、山下少將  一、成田少將  一、(気圧高マリ鼓マクヲ破ラル如キ感アリ)  一、小栗大佐  一、井手大佐  一、松村中佐(純一)  一、松村大佐(龍) 一、松村小佐(菊)(小生ノ兄ナリ)  一、船越大佐   一、成田綱太郎先生  一、生田小金次先生

 
十二時三十分呼吸非常ニクルシイ

瓦素林ヲブローアウトセシ積リナレドモ ガソリンニヨウタ

一、中野大佐

十二時四十分ナリ

  以上は「12期候補のホームページ」からの引用です。


 若狭地方に行かれる時にはぜひ一度立ち寄ってみてください。

 佐久間艇長の遺徳が偲ばれます。
 

 佐久間記念館のある場所は
 〒919-1305 三方上中郡若狭町北前川
 
 



 国道27号線を小浜に向かっていくと、右手に立て看板があります。





posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 04:39| 福井 ☁| Comment(7) | TrackBack(1) | 福井の有名人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
拝啓
 始めてメール致します。私は埼玉県在住の龍頭典夫と申します。
 私の念願である佐久間艇長の稚拙小説が書き上がり、出版に向けて着々と準備を進めております。
 10月7日にそちらに寄せて頂きたく思います。
 何卒よろしくお願い申し上げます。
                     敬具
               平成23年10月1日
                  龍頭 典夫
Posted by 龍頭 典夫 at 2011年10月01日 13:49
あれっ?私の本が「人気商品」の欄に載っています。ビックリしました。でも嬉しいです。
第2弾は「(仮)人間 佐久間 勉」です。来年の4月には出版したいなあ。
今、分かったのですが、このページは個人のホームページなんですね?私はてっきり「佐久間艇長」の記念交流会館のものだとばかり思っていました。
「訪問」の件は私の間違いです。申し訳ありませんでした。
Posted by 龍 のりお at 2011年10月01日 13:57
龍頭 典夫さまへ

ブログへの訪問ありがとうございます。
ご指摘の通り私は福井県民の一人として福井県を紹介するブログを書いています。私も佐久間艇長を偶然に知り紹介しています。私のブログは福井県の事しか書いていませんが、福井を離れて暮らしている人に福井を忘れてほしくなくて、福井を誇りに思ってもらいたくて書いています。これからどれだけ続けられるのか分かりませんが・・・・。
Posted by ケント at 2011年10月02日 23:59
福井県人様
 こんばんは。
 第2弾が「(仮)佐久間 勉」で第三弾が「(仮)橋本 左内」の執筆を開始しました。これからどんどんと福井県の良さを前面に打出すんじゃないですか、折角ブログを開設したのですから、じゃんじゃんやってゆきましょう。弱気はだめですよ。死んでも続けましょう。
 明後日の出版打ち合わせ会には、全力でぶつかります。どんなことをしてでも突破して、出版するようにします。それに勢いをつけて、橋本 左内も連続出版だ。
Posted by 龍 のりお at 2011年10月04日 21:33
龍 のりおさんへ

コメントありがとうございます。
私はこのブログで記事を書いてきましたが、今後は他のサイトでブログを書いていこうと思っています。今までどおりの頻度で書いていこうと思っていますが、もしよろしければそちらにも訪れていただければ嬉しく思います。

アドレスは http://hukui-blog.com
Posted by ケント at 2011年10月05日 04:40
こんにちは皆様。
 いよいよ第二弾の「(仮)人間 佐久間 勉」が出版に向けてのスタートを切りました。四月十五日が佐久間艇長の亡くなられた日ですので、来春のその時期に出版したいです。
 「生きる・予科練生の友情と絆」を既に読まれた方がいらっしゃると思いますが、処女作以上に力が入った作品になりますので、皆様どうぞお読みになってください。
Posted by 龍 のりお at 2011年10月16日 08:24
先日、呉のヤマトミュージアムに行き、
第六潜水艦の事を初めて知りました。
改めて詳しく知りたいと思い、検索して記念館の事を知りました。
いつか訪れたいと思います。
福井の美味しい物も食べたいと思います。
Posted by あとぴた at 2014年01月06日 00:35
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 2 映画 「戦艦・大和」  (5)
Excerpt:      ブログ小説            夕陽・少年隊            
Weblog: ブログ人
Tracked: 2010-10-16 02:36
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