戦国時代、朝倉氏が一乗谷を本拠とした後、今は勝山市にある平泉寺は朝倉氏と結びました。
このころ、平泉寺から三光坊（千秋満広）、財蓮（熊太夫ともいう）、大光坊幸賢などの面打師が輩出しました。
その三光坊から大野出目家、越前出目家、近江井関家が出ました。
面を彫ることを打つといいますが、その面打師は幕府や諸大名によって保護されてきたものの、明治時代になるとその保護もなくなり次第に衰退しました。
今では出目家の家系は途絶えてしまったそうです。
そんな歴史を持つ能面ですが、池田町の志津原に能面美術館があります。
館内は撮影禁止なのですが、特別に許可をもらって撮らせていただきました。
館内には少し小さめの能舞台があり、その舞台を囲むように面が展示されています。
写真はガラス越しに撮ったので少し見難いかもしれませんが・・・・・・。
少し角が生えてきました、誰かに似ているような気が・・・・・。
テレビなどでよく見る般若と小面（こおもて）
般若がさらに怒ると・・・・。
美術館の横には能面研修館がありここでは面打ち教室が開かれています。
面打ちをしてみたいと思われる方は、ご連絡ください。
住所
〒910-2523
福井県今立町志津原17-10
能面研修館
TEL:0778-44-7710
場所は
