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2009年12月28日

伝承

 今庄の特産品は?って聞かれたら誰もが今庄そば と つるし柿って答える。

 それほど今庄ではそばと つるし柿は有名だ。っていうか、それしかない。

 でも、そばを打てる人はあまりいないのが実情。

 そばを打ったことがある人はわかると思うけれど、食べられるようになるまでに時間がかかるので面倒くさいし、すぐに食べたいときには間に合わない。

 年をとった人の中には打てる人もいるが若い人に中にはあまりいない。

 そこで、そばを打てる人を増やす目的で、そば打ちの講習会を開いた。(私が主催ではありません。私も講習を受けたうちの一人です)


 集まってきたのは3人。

 そのうちの二人は、年寄り。

 そしてもう一人は小学生。

 小学生が参加してくれたのは、うれしい。

 みんなが手取り足取りして教えていました。



 それでは、始めましょうか。

 
 コネ鉢にそば粉と水を入れてよく混ぜます。
 sobatukuri 09-1200.JPG

 子供が参加してくれているので、顔がほころびます。
 sobatukuri 09-1201.JPG

 ほどよくそば玉ができたら、板の上にのせて麺打ち棒で広げていきます。
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 棒に巻き付けながらのばしていきます。
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 ここでちょっとした工夫
 sobatukuri 09-1205.JPG

 一方の方向だけに巻き付けてのばすと楕円形になるので、90度ずらして延ばしていくとちょうど四角形になってきます。
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 子供でもほらこの通り
 sobatukuri 09-1210.JPG

 そして、畳んで・・・・・、
 sobatukuri 09-1208.JPG

 切っていきます。
 sobatukuri 09-1209.JPG


 このようにしてそばは出来上がります。

 写真で見ると簡単そうに見えますが、これが意外と難しい。

 四角形に延ばすところでは薄いところと厚いところが出来てしまったり、切るところではそばじゃなくきしめんのように太くなったりしてしまいます。

 一番初めから上手くできる人はいないわけで、と自分に言い訳を言い聞かせながら打っていました。

 毎年福井でそば打ちの全国大会が開かれますが、それに参加できるようになる人が今庄から出てくるかもしれません。

 そんなことを夢見ながら・・・・・・。


posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 04:19| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オラの日記と嫁日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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