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2009年12月19日

わかさ富士

国道27号線を舞鶴に向かって小浜市内に入ると、、あまり目立たないのですが、酒蔵があります。

 名前は わかさ富士
 
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 少し前の福井新聞にも わかさ富士さんの「酒造り体験」の記事が載っていたので知っておられる方もおられると思います。

 この酒造り体験は、今富地区の公民館が主催している催しで、毎年今富地区在住の人に対して、酒造り作業や行事を通して元気な町づくりをしていこうという趣旨で行っています。

 そして、そのお酒「岳颪:やまおろし」が出来たという記事が写真と共に新聞に載っていました。

 私が訪れたのは少し前でしたので、そのチャンスには参加できませんでした。

 今庄にも酒蔵は4軒あるんですが、その現場はまだ見たことがなく、専務さんにいろいろ蔵の中を案内していただきました。

 これらが酒桶です。
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 なぜ酒樽ではなく、酒桶っていうのかは、樽は蓋が付いているもので、樽は蓋がないものをいうそうです。

 確かに、酒桶には蓋がありません。


 2階には、その酒桶に櫂を入れて混ぜるための穴があります。
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 四角い穴の下に白くなっている部分がありますが、ここで発酵が行われています。
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 普段は見学者のためにここまでは見せてくれないそうですが、その理由は、雑菌が持ちこまれるのを防ぐことと、桶の中は発酵で生じた炭酸ガスが充満していて、万が一落ちると酸素欠乏で即死するからだそうです。

 酒米を蒸す箱
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 杜氏さんたち
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 わかさ富士さんで働く杜氏さんたちは能登の方から来られているということで長い間家を留守にしてがんばっていただいてます。


 地場の酒蔵さんは、焼酎や発泡酒などに押されて消費量が少なくなってきているそうで、厳しい状況が続いています。

 嶺南地方では酒蔵が、敦賀酒造さん、鳥浜酒造さん、三宅彦右衛門酒造さん、そして わかさ富士さんの4軒になってしまったそうです。

 そんな中で、頑張っておられるわかさ富士さんのお酒のファンが増えることを期待しています。


 酒造り体験に参加されたい方は、今富公民館(TEL:0770-56-1211)までご連絡ください。
 募集期間は、平成21年11月〜22年10月まで

 参加費は、10、000円 (岳嵐 3本、酒の粕、研修旅行、イベント費用)

今年度の参加募集は、10月29日に終わっていますが、もしかしたら途中からの参加もできるかもしれません。

 酒造りを通して、小浜が活性化するといいですね。


 わかさ富士さんのある場所は、
 〒917-0025
 福井県小浜市木崎13号7番地
 TEL:0770-56-1717
 FAX:0770-56-1718
 URL:http://www3.ocn.ne.jp/~hemmi/ 
  http://item.rakuten.co.jp/kamani/c/0000000178/
 
 楽天でもお店を出しています。

 
posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 08:55| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 特産品(地酒) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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