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2009年03月28日

辺見勘兵衛家(熊川宿)

 昔の街道筋の宿場の風情が今も色濃く残っている街 熊川宿

 その宿場町にあって、町屋を改修して残されている家があります。

 その辺見勘兵衛家を訪れてきました。

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 この旧辺見家は江戸時代「高島屋」を名乗り、宿場の中で荷物の継立てをする問屋として活躍しました。

 また、伊藤忠商事株式会社2代目社長の伊藤竹之助の生家でもありました。
 
 家は住みやすいように改修されていて、この家には泊まれるようにもなっているとのことでした。


 玄関をくぐると、おみやげなどが売られています。

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 家の中は昔の面影を残しながらも、現代風に変えられています。

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 昔の家具も、こうやってみると一つのインテリアになってしまいます。

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 食堂兼居間、吹き抜けになっています。

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 居間から見える中庭と蔵。

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 2階にある表通りに面した子供部屋

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 2階の吹き抜け。

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 古い家でも手を加えれば充分住める家になります。

 古い民家の問題点は、家の中が暗いと言うことがありますが、階段の周りを吹き抜けにしたり、天窓をとって明るさを確保すれば快適な住居になります。

 また、民家は夏は涼しいけれど冬は底冷えしますが、断熱材を使用することによって建具の気密性が良くなり、快適な町屋生活が出来るようにしてあります。

 
 旧辺見家の住宅はこの様にして保存改修が行われました。

 この保存改修は民家を現在建てられている家よりも、もっと住みよい家に出来ることを実証したモデルとしての意味を持っています。


 熊川宿を訪れた際には、辺見家に立ち寄ってみてください。

 昔の家が現代風に、しかも明るくなっていることに驚かれると思います。


 お待ちしています。















posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 05:27| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 嶺南の観光地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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