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2008年06月26日

蓄音機 (木工房 蔵)

 私が子供の頃ののイメージは、怒られたときに閉じこめられる場所でした。

 また、何か家の宝物が一杯詰まっているというような場所でした。

 男の子にとっては何処かにきっとある宝物を探す場所だったような気がします。

 探検場所でした。


 そんな男の子の遊び場のが残っていました。


 名前は木工房 蔵

 kura 08-000.JPG
 
 
 がある場所は
 木工房 蔵
 クリックすると大きくなります。


 普段は開いていないのでなかなか中を見ることは出来ないのですが、たまたま訪れた時に開いていたのでお邪魔してきました。


 中にはいると、小ぎれいに片付けられていましたが、昔の蔵の雰囲気が残っています。


 kura 08-001.JPG
 昔は大黒柱柱時計が架けてあるのが普通でしたが、今では柱時計という言葉さえ聞かれなくなりました。

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 2階に通じる階段はこんなにも急でした。

 kura 08-002.JPG


 2階にはここのご主人が集めた蓄音機が何台もあり、それぞれが未だに動くそうです。

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 最近は蔵を建てる人はあまりいません。建てようと思っても家一軒かそれ以上のお金がかかってしまいます。

 私が住んでいるところでさえそうですから、ちょっとした街中ではなおさらでしょうね。


 田舎にはまだまだ蔵がたくさん残っています。

 
 そんな蔵を利用した村興しは出来ないものでしょうか?













posted by 福井 県人(フクイ ケント) at 00:12| ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 体験する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日、木工房蔵のショールームを見学しました。そこで強く印象に残ったのが、店の脇にあった古い電蓄。それは古い電蓄そのものではなく、おそらくスピーカー部分は木工房製のものではないかと思います。曲目はG線上のアリアで、演奏はカザルス。
何とも筆舌に尽くしがたい音色。音の温もり、柔らかさ、その響きは胸の内に干からびかかっていたノスタルジーに染み入るようでした。それはどんな高性能なステレオ装置でも決して出せないもの、そんな感じを受けました。見えない空間に、木の中に閉じ込められていた古い時間の記憶のようなものが開放されて、まるでそこいら中に溢れ出ているようでした。
Posted by 山岸 敏克 at 2009年04月09日 22:27
山岸さんへ

昔の機械の方が心に響いて来るというのは何故なんでしょうか?
 不思議ですね。
 今では音はデジタルになっていて、どのメーカーが作っても同じ音になってしまいます。
 昔は、山水、ビクター、デンオンそれぞれが特徴ある音色だったと思います。
Posted by ケント at 2009年04月13日 00:39
ケント氏へ
良くは分かりませんが、作り手の想いみたいなものが細部に活かされて、それが音の微妙な調和みたいなものを作り出すのでは?映画なぞでも古い映画を見ていると、役者の演技や撮影手法等々は、稚拙にも感じるのだが、観終った時になぜか心に残るということがある。中国映画なんかみていても、同じような感慨にとらわれることがある。それは映画という表現に対していかに切実な希求があるか、ということにあるのではとかねてから思っている。思うにあの蓄音機も商売の必要性とは遠く、何かそんなようなものがその基底にはあったのではないかと勝手に思い込んでいます。
Posted by 山岸 敏克 at 2009年07月25日 18:53
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